
このタイトルは、アメリカの世界的栄養学者、ロジャー・ウイリアムス博士(1893~1988)の言葉です。私たちの身体の約37兆の細胞は日々新陳代謝で生まれ変わり、今日のあなたに、3カ月前のあなたの細胞はもういません。見た目は同じ人物でも、中身は全く違う細胞でできているということです。
毎日なにを食べるかで、毎日どう生まれ変わるかが決まる!
たった3カ月で全身の細胞が入れ替わるのならば、今日から3か月間、なるべく身体に良いものを食べてみたらどんな変化が訪れるか、ちょっと試してみたくなりますよね?
そこで、今回はより良い新陳代謝のために「最低限避けたいもの」をご紹介します!
単糖類・少糖類はすぐに吸収されてしまう!
糖は大きく単糖類と複合糖にわけることができます。後者は自然に存在する穀物、野菜、海藻、木の実、果物に含まれます。

ところが単糖類および少糖類は、精製する過程でビタミン、ミネラル、食物繊維が失われるため急速に血液中に吸収され、全身をくまなく巡り、あらゆる害を引き起こすと言われています。影響としては、全身の炎症、腸内環境の悪化、血糖値スパイクによる低血糖症からくる情緒不安、イライラ、鬱、糖尿病など、挙げたら切りがありません。
精白米、精製された小麦や砂糖を使ったパン類、麺類、菓子類、スナック菓子をはじめ、みりんやだし、ソース類などの化学調味料、清涼飲料水には注意が必要です。

糖類ゼロ・カロリーゼロ食品の落とし穴
糖質や糖類、そしてカロリーがゼロを売りにした商品を目にすることが増えた今日この頃ですが、それらの食品には当然、人工甘味料や化学合成物質が使用されています。また、カロリーについては厚労省の定めるルール上はゼロと表記して良いというだけで、実際に完全にゼロであるとは限りません。やはり食べ過ぎには注意しましょう。
そして最も注意すべきは、人工甘味料の過剰摂取です。活用の程度問題として賛否両論あるものの、中毒性、発がん性、腸内環境の破壊、不眠や頭痛など、懸念される問題はたくさんあります。避けるべき代表的な人工甘味料としては、アセスルファムK、アスパルテーム、スクラロースなどがあり、どれもたった少量で砂糖の何百倍もの甘さを感じさせることができます。その強烈な甘さは、身体が糖類を大量摂取したと勘違いしてインスリンを多分に分泌してしまうという説もあり、結果としてそれが中性脂肪となって太る可能性もあるそうです。
おわりに
トランス脂肪酸、植物性ショートニング、人工着色料、高ナトリウムの加工食品など、注意したいことはまだまだありますが、日常環境で簡単に手に入る人工的な味に慣れてしまって、自然の甘みや風味を感じ取れなくなってしまったら悲しいですよね。日本の自然と四季の恵みをいつも感じていたい!So Healthy!またお会いましょう!